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対話型鑑賞とは…

 対話型鑑賞は、「VTS = Visual Thinking Strategies」の日本語訳です。「VTS」は、1980年代にMoMA(ニューヨーク近代美術館)で開発され、アート鑑賞を通して、さまざまな力を育成する教育カリキュラムです。

​ アート作品(主に絵画)を隅々まで見ることから始まるのですが、作品に関する事前情報は一切与えられません。これは、純粋に作品を見るためです。

 身につく力は、「観察力」「批判的思考力」「コミュニケーション力」「多様性を受け入れる力」「言語表現力」などです。

 また、対話型鑑賞の影響力は、美術だけでなく、他の教科へも応用可能で、身につけた力も、教科横断的に発揮されます。

​ 日本では、まだあまり導入されていない教育法となっていますが、その効果は絶大です。月1回の授業を10ヶ月するだけで成果が出ると言われています。

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<参考文献>

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VTSを開発されたフィリップ・ヤノウィン氏による著書です。VTSが作られた経緯や方法論、VTSの効果などが書かれています。

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愛媛県で小中学校へ出前授業をされている、美術館の学芸委員さんの著書です。対話型鑑賞の実践例がたくさん紹介されています。

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